
紀伊国神名帳に「正一位春日大神」と位置づけられている格式の高い神社で、祭神は「天押帯日子命(あめのおしたらしひこのみこと)」である。もとは大和国に鎮座していたが、神意により吉方位を選び現在の春日山の地に移転されたそうな。この春日山の地は「熊野古道」と「紀伊路」、「別所路」に別れる地点でも有る。境内には熊野九十九王子の一つ「松代王子神社」が祀られている(海南市名高)。 [松代王子:http://arukekinok.exblog.jp/5638064/]

創建は奈良時代と伝わり、聖武天皇から代々の祈願所として朝廷の厚い保護を受けていた。方除・災難除・厄除の神様として有名である。

春日神社近くの日方川に架かる松代橋は、熊野詣が盛んな頃は木の橋で、当時の木橋が「春日の板橋」として春日神社拝殿に掲げられている。板橋には「小栗判官と照手姫」の伝承が記載されている。